2007年01月13日

retribution.jpg
タイトル:叫
製作  :2006 日本
監督  :黒沢清
出演  :役所広司、葉月里緒奈、小西真奈美、
      伊原剛志、オダギリジョー

東京フィルメックスで観ました。
まず感想。演技よし。廃墟よし。怖い。面白い。
『LOFT』も黒沢清でなければできない映画だが、『叫』もまた同じ。
観ている最中は、なぜか頭の中に『吸血鬼ゴケミドロ』がよぎる。

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2006年11月22日

LOFT

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タイトル:LOFT
製作  :2005 日本
監督  :黒沢清
出演  :中谷美紀、豊川悦司、西島秀俊、
      安達祐実、鈴木砂羽

おおげさであるのが特徴的な映画だ。
台詞、身振り。豊川悦史。
この映画の雰囲気、ひいては黒沢清の映画にはまっているのは幾度か黒沢映画の主演を務めた西島秀俊だけである。
だが西島とて普通の感覚ではない。
なにか血を抜かれた抜かれたような存在であり、淡々と人を襲うのである。

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2006年11月17日

楽日

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タイトル:不散
製作  :2003 台湾
監督  :ツァイ・ミンリャン
出演  :チェン・シャンチー、リー・カンション、三田村恭伸、ミャオ・ティエン、シー・チュン

客もまばらな古びた映画館の廊下で、カツーンカツーンと靴の音が響く。この響きが「楽日」を現わしている音である。その映画館はキン・フーの『血闘龍門の宿』が流れている。ハッテン場と化している。脚の悪い女性が受付をやっている。楽日(最終日)である。外は雨が降っている。

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2006年08月22日

2番目のキス

2ban.jpg
タイトル:Fever Pitch
製作  :2005 USA
監督  :Bobby Farrelly,Peter Farrelly
出演  :Drew Barrymore,Jimmy Fallon,Jason Spevack,
      Jack Kehler,Scott Severance

ドリュー・バリモア主演、ファレリー兄弟監督のラブ・コメディー。
バリバリのキャリアウーマンであるバリモア演ずるリンジーは今まで“勝ち組み男”と付き合ってきた。
ある日、そんな彼女の前に現れたのは“負け組み男”のジミー・ファロン演ずる数学教師のベン。
すったもんだがありながら二人は恋人になり誰もが順調に思えたのだが、二人の仲を引き裂く“あるもの”が…。
そう、ベンはリンジーのほかにレッドソックスと“付き合って”いたのだ。
さあ、ベン、リンジー、レッドソックスの三角関係はどう転ぶか?

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2006年08月15日

母たちの村

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タイトル:Moolaade
製作  :2004 Senegal/France/Burkina Faso/
      Cameroon/Morocco/Tunisia
監督  :Ousmane Sembene
出演  :Fatoumata Coulibaly,Maimouna Hélène Diarra,
      Salimata Traoré,Mah Compaoré,Aminata Dao

どのような道を通ろうが人それぞれの勝手!なんて言おうものなら、村人たちからいっせいに非難されるような状況を理解するのはなかなか難しい。
自由すぎて何をしたらよいか分からんとモラトリアムが続けば、何でもいいから縛って!なんて求めたくなるのも分からないでもない。
ただ、わぁーきついわぁ、と嘆きつつ改善策をこうじることはできるのが救いである、ということに敏感であった方がいいかもしれない。

『母たちの村』は西アフリカの小さな村が舞台で、伝統的に行なわれている儀式である少女に対する割礼を拒否して逃げ込んだ先が自分の娘の割礼を拒否したコレの家だった。
コレは村人、村長、夫に攻めたてられながらも4人を守ろうとする。

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2006年08月11日

日本沈没

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タイトル:日本沈没
製作  :2006 日本
監督  :樋口真嗣
出演  :草なぎ剛、柴咲コウ、豊川悦司、大地真央、及川光博

草なぎツヨポンの顔を見ていると、どんな場面でも悲壮感が漂ってしまう。
日本沈没なんていうトンでもない状況と、糞が洋服についちゃった状況(これは例えね)のどちらでも同じくらいの哀愁を背中の方から顔にかけてモワッと匂わせてきそうなので、何は無くとも辛いのね、と早合点してしまう。
日本沈没においてはこのツヨポン効果が良い方向に出た。
一方、柴咲コウは強い。弱さを兼ね備えて強い。
日本が沈没しかけてもバイク一台で縦横無尽に駆け巡れるほど強い。
女性の方が圧倒的に存在感を示すというのが「日本沈没」である。

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2006年08月07日

ニューヨーク・ドール

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タイトル:New York Doll
製作  :2005 USA
監督  :Greg Whiteley
出演  :Arthur Kane,David Johansen,Sylvain Sylvain,
      Steven Patrick Morrissey,Iggy Pop

ロックな生き方というものがあるはずだ。
破天荒でとげとげしく刹那的で太く短く生きる。
わたしの抱くロック的な生き方とはこういことだ。
つまり伝説をつくる生き方。
ジミ・ヘンドリックス、マーク・ボラン、シド・ビシャス、カート・コヴェイン、数え上げればきりがないがまさにロック先輩だ。
いやわたしがロック大学に入学したわけではないが、この先輩達は紛れなくロックエリートなわけだ。
このロックエリート界で伝説となっているバンドがある。
そう、ニューヨーク・ドールズだ。
数々の悪行を尽し、後進のバンドに多大な影響を与えたロック・エリート中のエリートだ。
「ニューヨーク・ドール」はこのバンドが約30年ぶりに再結成するまでをおったドキュメンタリー映画だ。

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2006年07月23日

M:i:V ミッション インポッシブル 3

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タイトル:MISSION: IMPOSSIBLE III
製作  :2006年
監督  :J・J・エイブラムス
出演  :トム・クルーズ、フィリップ・シーモア・ホフマン 、マギー・Q

金をかけたアクションが絶えず続いてこっちを飽きさせない感じ。
そのかわり内容は結構薄っぺらい。だがいいではないか、内容が薄かろうが楽しめるんだし。


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2006年07月19日

やわらかい生活

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タイトル:やわらかい生活
製作  :2005 日本
監督  :廣木隆一
出演  :寺島しのぶ,豊川悦司,松岡俊介
      田口トモロヲ,妻夫木聡

景色が印象的だ。
蒲田の街並みがとても魅力的に撮られているので、主人公の優子(寺島しのぶ)のように移り住みたくなる欲望に駆られる。
東京であるがちょっとどこかバタ臭い街、蒲田。
映画の中では“粋がない下町”と言われていた。
うむ、確かに。
思えば、廣木隆一監督は風景を魅力的に撮るのがうまい。
『やわらかい生活』の蒲田であったり、『ヴァイブレータ』の唐突に出会う祭りであったり、『4TEEN』の月島での花火、『ラマン』での花火…、てまあ最近の作品ではこんなところが印象に残っている。
その中でも『やわらかい生活』はとびぬけて景色がいいように思う。
だから物語に集中しようと思いつつ、ついつい景色にうつつを抜かしてしまうのだ。
それはそれで気持ちよいものである。
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2006年07月04日

V・フォー・ヴェンデッタ

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タイトル:V for Vendetta
製作  :2005 USA/Germany
監督  :James McTeigue
出演  :Natalie Portman,Hugo Weaving,Stephen Rea
      Stephen Fry,John Hurt

例えば、ハッスルにHGが参加することによって良い悪いも含めて人材の流動化を促したように、そしてIpodが音楽の視聴のあり方に変化をもたらしたように、Vは世界を変えられるのか。
でも変える必要ある世界ってなんなのさ、と考えてみるとねぇ。
映画は現実、現実は映画。

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2006年07月01日

ザ・イースト・サイダズ

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タイトル:THE EASTSIDAZ 
製作  :2000年
監督  :Michael Martin
出演  :Snoop Dogg、Warren G.、David Jean Thomas

映像、カメラワーク、アクション、どれを取っても陳腐にしか見えない作品。要するにクソ。
スヌープが好きならば見るだろうと思われる映画だ。
スヌープすら知らずになんとなく借りて見てしまった人は無駄な時間を過ごしてしまった自分に腹を立てるべきだ。


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2006年06月29日

闇打つ心臓 Heart,beating in the dark

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タイトル:闇打つ心臓 Heart,beating in the dark
製作  :2005 日本
監督  :長崎俊一
出演  :内藤剛志、室井滋、本多章一、江口のりこ、諏訪太朗


『闇打つ心臓』は当時無名だった内藤剛志、室井滋を主演に82年に公開された自主制作映画だ。
その『闇打つ心臓』が長崎俊一監督自身の手でリメイクとも続編とも言えるちょっと変わったやり方で再び公開された。

わたしは82年版の『闇打つ心臓』を観たことがない。
公開当時わたしはよちよち歩きだったし、おそらくソフト化もされてないだろうから観る事が出来ない。
だから思い入れもない。

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2006年06月24日

ボーイズ’ン・ザ・フッド

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タイトル:BOYZ'N THE HOOD
製作  :1991年
監督  :John Singleton
出演  :Cuba Gooding Jr、Ice Cube、Larry Fishburne

『サウスセントラルで生きていくことの厳しさを3人の黒人を軸に描いたジョン・シングルトンのデビュー作。

この作品によりジョン・シングルトンは新人ながらオスカーにノミネートされたわけなのだが、次の作品『ポエティック・ジャスティス』でジャネット・ジャクソンのさげマン効果により超駄作のレッテルをはられてしまいなんだか微妙な監督となってしまった。
だが、その後の作品でアメリカの抱える人種系の問題などを浮き彫りにした作品を多数作り、スパイク・リーに次ぐ監督として期待されている。


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2006年06月23日

DOOM

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タイトル:DOOM
製作  :UK/USA/Czech Republic/Germany 2005
監督  :Andrzej Bartkowiak
出演  :Karl Urban,The Rock,Rosamund Pike,
      Dexter Fletcher,Ben Daniels

え、ザ・ロック。レスラーだよね。
カール・アーバン?あ、『ロード・オブ・ザ・リング』のエオメル役の人ね。
なんて物凄い適当な認識しかないし、SFホラーアクションで銀座シネパトスってかなり渋いセレクションだと思いません?
臭いますよねぇ、香ばしい臭いが。
さて、
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2006年06月16日

美しき運命の傷痕

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タイトル:L'ENFER
製作  :2005 France/Italy/Belgium/日本
監督  :Danis Tanovic
出演  :Emmanuelle Béart、Karin Viard、Marie Gillain、
      Guillaume Canet、Carole Bouquet

まず特筆すべきはエマニュエル・ベアールの妖艶さだ。
43歳であるが年齢より若く見えるというより、歳相応の色気というものを備えており、その香りを嗅ぐだけで卒倒しそうな濃い色気を発している。
さて、「美しき運命の傷跡」であるが、これまたとても濃い映画だ。
原題は「L'ENFER」、つまり「地獄」である。
まさにその通り。

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2006年06月11日

DIG!

DIG!.jpg
タイトル:DiG!
製作  :2004 USA
監督  :Ondi Timoner
出演  :Anton Newcombe,CourtneyTaylor-Taylor,JoelGion,
      Matt Hollywood,Peter Holmstrom


時間がそれまでの関係を変化させていくのは誰もが体験する。
その変化の全てが良いわけでもないし悪いわけでもない。
そんな当り前の事を忘れてしまう。
忘れてこらえてなかったことに…。
つまり時間なのですよ。
大事なのは。
「DIG!」は観れたもんじゃない。

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2006年06月07日

かもめ食堂

かもめ.jpg
タイトル:かもめ食堂
製作  :2005 日本
監督  :荻上直子
出演  :小林聡美、片桐はいり、もたいまさこ、
      ヤルッコ・ニエミ、タリア・マルクス

片桐はいりだ。
でっかい画面に片桐はいりだ。
言葉はいらないただただ片桐はいりだ。
すごい。
すばらしい。
存在感が際立っている。

「かもめ食堂」はフィンランドでオールロケをされた日本映画だ。
フィンランド人もたくさん出演しているが、
ことさら日本人との差を強調するわけでもないので、
人種差別や文化的差異といったなにやら難しい問題は表立ってはでてこない。
だから気持ちを構えずに観ることができるのだ。
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2006年06月03日

ストレイト・ストーリー

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タイトル:THE STRAIGHT STORY
製作  :1999年
監督  :David Lynch 
出演  :Richard Farnsworth、Sissy Spacek、Harry Dean Stanton

『イレイザー・ヘッド』で異形の世界を作り上げ『ブルー・ベルベット』のような変態的カルトムービーを撮ったリンチが作り上げた感動作。
狂った描写が無い。変態らしさが無い。脳みそを吸い取られるノイズが無い。リンチ好きにとっては「なんだこれ?」と思っただろう。

そうなるのも当たり前の事だと思う。なぜならこの作品はリンチが監督をした映画で初めて他人が書いた脚本であり、原作は実話に基づいているからだ。
とは言っても脚本を書いたメラニー・スウィーニーはリンチの奥さんである。

だがこの映画はどんなに涙を流して感動してもやはりリンチの映画なのだなと理解できた。


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2006年06月02日

ブロークバック・マウンテン

ブロークバック.jpg
タイトル:Brokeback Mountain
製作  :2005 USA
監督  :Ang Lee
出演  :Heath Ledger,Jake Gyllenhaal,Randy Quaid,
      Anne Hathaway,Kate Mara


良いよ、とても良いよ。
ゲイであるという設定は強い愛を描くには必要であるように思えた。
これが男女という設定だったら不倫や浮気、結婚という言葉に縛られて、
純粋な気持ちの揺れが見えなくなってしまうのではないか。

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2006年05月30日

稀人

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タイトル:稀人
製作  :2004 日本
監督  :清水崇
出演  :塚本晋也、宮下ともみ、中原和宏、蜷川みほ、菅田俊

「HAZE」を観たので、「稀人」である。
「HAZE」の感想でも書いたがこの両作品は塚本晋也が主演していることを含めよく似ている。
監督は清水崇で脚本は小中千昭。
この新旧ホラー作家(小中はホラーだけではないが)のタッグでどのような映画になるのだろうと、楽しみながら観た。

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