2005年10月04日

リンダリンダリンダ

rin.jpg

タイトル:リンダリンダリンダ
製作  :2005 日本
監督  :山下敦弘
出演  :ぺ・ドゥナ、前田亜季、香椎由宇、関根史織

女子高生とバンドと学園祭という3要素からなるこの映画。
まず女子高生とバンドという組み合わせだけで良い。
それは快活さと葛藤が同時進行で走り出すことが出来る女子高生、
ひいてはハイティーンが音の増幅と解放を人間関係に引きずられる
独特の集まりであるバンド活動をする、
この一点だけで(表層か深層かは問わず)幾重もの物語が生まれてくるからである。

そして女子高生と学園祭という組み合わせ。
これまた良い。
学園祭は祭りであり、その祭りに向けて幾重もの意志が形となり、
その空気に触発されて人々の意志が増幅したり解放したり引きずられたりする。
祭りは勝手にはやって来ない。
だから私達は祭りに向かう意志をもつのである。
むかう意志こそスピードであり、推進力である。
そのスピードが上がれば上がるほど振り落とされる人もいる。
それは排除かもしれない。しかし、かまっている暇は無い。
祭りはすぐそこに。
引いているからこそ見えてくる視点もあるのではないかと
この映画は風景も人も話も引きぎみ。
だから祭り本番の熱は近くにいるような感覚ではなく余熱に近い。
祭りは本番が楽しいか?それとも準備が楽しいか?
という問いかけをしてみればこの映画の好き嫌いがわかる。
わたしはビューティフルドリーマーな前夜祭好きです。

(文化遺産)

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posted by つるっと温泉卵 at 03:56| Comment(1) | TrackBack(2) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
日本で表層と集まりなどを活動したかったの♪


Posted by BlogPetのリンリン at 2005年10月04日 10:47
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「リンダリンダリンダ」が描くものは?
Excerpt: 「リンダリンダリンダ」は学園祭で間に合わせに編成されたバンドの物語ということで、これは昨年の今頃公開された「スウィング・ガールズ」と同じようなものかと思った。つまり「プロジェクトX・学園版」かと思った..
Weblog: 映画と出会う・世界が変わる
Tracked: 2005-10-13 00:20

リンダリンダリンダ
Excerpt: ♪ドブネズミみたいに美しくなりたい 写真には写らない美しさがあるから リンダリンダ リンダリンダリンダ リンダリンダ リンダリンダリンダ♪♪ 「ドラム。練習サボるけど..
Weblog: ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
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