2005年07月27日

25時

25.jpg

タイトル:25TH HOUR
製作  :2002年
監督  :Spike Lee
出演  :Edward Norton、Philip Seymour Hoffman、Barry Pepper

25時間後に7年間刑務所で服役をしなくてはならないモンティ(エドワード・ノートン)の心の変化を多少のミステリーも含みスパイク・リーが映像化した。

自分が25時間後に刑務所に入らなくてはいけないとなった時に、最後の一日はいったい何をするだろうか。


恐らく一番多いと思われるのは後悔である。
モンティは後悔をしながらも明日からの地獄を考えさらに後悔をする。
いったい誰が自分を今の状況にしたのか、本当にオレが悪いのか、そういった怒りや懐疑が不安と一緒に頭の中を巡りまわる。

精神的に不安定になりNYに住む韓国人やロシア人など様々な人種を否定し始める。そして父親、親友、愛する人までもに怒りをぶつけたくなる。
みんなは励ましてくれるが、結局は他人事。実際刑務所に入るのはオレだ。お前らはそんな地獄とは関係ない日常を暮らすんだろ?そういった考えにまでなってしまう。
そして最後の夜をなじみの店で過ごしながら、追い込まれつつもラストへ進んで行き、妙に切ない気分のまま終わっていく。
ラストの友達とのやり取り、父親とのやり取り、熱くもあり切なさもあった。

スパイク・リー監督にしては異色な映画だったと思う。アフリカ系黒人が脇役程度でしか出てこない。しかし彼らしい社会派な面は所々に出ていた。
共演のフィリップ・シーモア・ホフマンのいままで見てきた演技のなかで、今回の役が一番好きになった。情けない感じの高校教師を演じているのだが、憎めないキャラになっていて笑いを誘う。
そしてバリー・ペッパー演じるモンティの親友役フランクがかなり印象に残った。モンティの犯した罪は自業自得だと冷たい対応をしているのかと思いきや、モンティの事を思っているナイスガイであり、鼻につくナルシスト気味な所がホフマンとのコンビで上手い具合に釣り合いが取れている。自分にとって大事な仲間ってのは何時までもこんな関係でいられるんだろうなと思わさせられた。

自分の人生を振り返ってみる機会を与えてくれる良い映画だとおもう。

(knz)

banner_01.gif
【関連する記事】
posted by つるっと温泉卵 at 17:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/5401250
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。