2005年05月31日

アイデンティティー

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タイトル:Identity
製作  :2003年
監督  :James Mangold
出演  :John Cusack、Ray Liotta、Alfred Molina

「解離性同一性障害」、冒頭で出てくる単語だが知らない人にとっては何の症状だかわからないと思う。そこで、この意味を調べてから映画を観るか、それとも観ながらわかって行くかで楽しめ方も違ってくる。
普通に観てても結構序盤の方で意味がわかるが、勘のよい人は見初めてからすぐに意味がわかるだろう。

久しぶりにいい脚本の映画を観た。最初にアルフレッド・モリナが聞いている犯人との会話テープがラストに繋がる辺りなど良く練り上げたアイディアだ。


身動きが取れなくなった状況で一人一人殺されていく。誰が犯人なのか?といったありがちな設定なのに何かが違う。
観てる側が死ぬ奴や、その時の状況を考えて犯人が簡単に絞れてしまう。殺される時なども「あーこいつ多分死ぬな」って思うと本当にサックリと殺されてくれる。
いくらなんでも普通すぎる、しかし何か違和感がある。
「アレ?今の何だ?」と、一瞬考えてしまうシーンも終盤まで何の説明も無く進んで行く。テンポが良いので一瞬の疑問も気にならなくなる。
そういったのが観ている側に何かおかしいと感じさせている要素の一つなのろう。

中盤過ぎからこの映画の秘密が明かされる、ラストで明かしてもいいのだろうが、先述した通り「解離性同一性障害」を冒頭で出しているのでラストで秘密を明かしてもそんな事は予想できましたよ、となってしまうのは明白だ。その秘密をふまえた上でのクライマックスの衝撃。多少は予想できたが「そういった感じに持ってきたのか!」と驚かさせられた。

レイ・リオッタが良い味を出してた。『グッドフェローズ』の時はまだまだ若かったが、この映画を撮った時は50歳前。
優れた俳優ってのは年を重ねるごとに味が出てくるのがファンにとっては嬉しい事だと思う。ただ『ハンニバル』のレイ・リオッタはちょっとなぁ・・・。

(knz)
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posted by つるっと温泉卵 at 00:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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