2006年06月11日

DIG!

DIG!.jpg
タイトル:DiG!
製作  :2004 USA
監督  :Ondi Timoner
出演  :Anton Newcombe,CourtneyTaylor-Taylor,JoelGion,
      Matt Hollywood,Peter Holmstrom


時間がそれまでの関係を変化させていくのは誰もが体験する。
その変化の全てが良いわけでもないし悪いわけでもない。
そんな当り前の事を忘れてしまう。
忘れてこらえてなかったことに…。
つまり時間なのですよ。
大事なのは。
「DIG!」は観れたもんじゃない。

この映画はブライアン・ジョーンズ・タウン・マサカー(BJTM)とザ・ダンディ・ウォーホールズ(DW)という実在のバンドの6年間を追ったドキュメンタリー映画である。
二つのバンドはお互いを尊敬し、研磨しあう仲であったのだが、DWがメジャーデビューしたのをきっかけに、その関係に変化が現れる。
BJTMのフロントマンであるアントン・ニューコムは時代外れのヒッピー野郎だ。
こいつに才能があるとしても狂人になれる才能だけで、音楽の才能はない!

では音楽の才能とはなんなのだろうか。

バンドは共同体であるし、ひとつの社会であるからそこからはみ出せばひとりで音楽をやるしかなくなる。
でも音楽をひとりでやるということは、本当にひとりでやるということは、音楽でなく音を奏でる行為をただただ続けるという苦痛に近い状態に堪えるということだ。
それができる人間は狂人だけだ。
あっ、つながった。

カメラは優しさと厳しさをもっている。
二つのバンドの仲睦ましい姿は温かみをもって観客を包み、愛憎の発現は寒々しさの中に観客を放り込む。
6年の時を映すとはなんとグロテスクなことか…。

「DIG!」を観たほうがよい。
ふたつのバンドは今も活動しているし、私たちもこの映画を観ようと観まいと生きている。
当り前だ。
この映画はまっとうな恋愛映画だ。
もう一度言おう、「DIG!」を観るべきだ!
(文化遺産)
【関連する記事】
posted by つるっと温泉卵 at 01:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/19104965
※言及リンクのないトラックバックは受信されません。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。