2006年05月02日

CODE46

code46.jpg

タイトル:CODE46
製作  :2003年
監督  :Michael Winterbottom
出演  :Samantha Morton、Tim Robbins、Jeanne Balibar

同一の遺伝子同士での生殖を禁じるcode46法。その法律を基に遺伝子操作の危険性などをウィンターボトムは伝えたかったのだと思う。
だが、code46が何の為に存在する法なのかは一切触れていない。知っていてあたりまえの様に話が始まりそして終わる。


設定も近未来であり、自由はあるが荒れ果てた外の世界と完全に管理された社会の中で生きる内の世界に別れている。
この映画の魅力的な所は、そんな未来感を主張せずごく自然にさりげなく近未来らしさを出している所だと思う。

code46法にせよ、多少の説明はあるがほとんどは説明もなく、何もかもが作品の中で当たり前の様に進んでいく。
未来感を全面に出さない事が逆により一層の未来感を出していて何か夢を見ている様な心が定まらない気持ちになる。

管理された社会の中では恋愛も管理されてしまう。
だが記憶を消されようが本当に惹かれ会う者達は、いつかはまたどこかで出会いそして再び恋をする。
それを幸せと思うべきなのかそれとも切なく悲しいと思うべきなのか難しいところだ。

SFを求めてこの映画を観てしまうとただのラブストーリーだと思いガッカリしてしまうだろう。
しかしSF映画とは基本的に愛情がつきまとうものである。その愛情の対象が家族か異性かロボットかであるかの違いであり、場合によっては未知の生物の事もある。
過去のSFから近年のSFのどれを見ても大半はそうである。

(knz)



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posted by つるっと温泉卵 at 21:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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