2006年04月24日

クラッシュ

crash.jpg
タイトル:Crash
製作  :2004 USA/Germany
監督  :Paul Haggis
出演  :William Fichtner、Don Cheadle、Matt Dillonm、
      Jennifer posito、Sandra Bullock

出会い頭に事故ひとつ。
すれ違いには摩擦なし。
こころの変化も状況次第。
というわけで、LAの人種間の摩擦を描きながら、
緻密な脚本のもとにそれぞれの登場人物を関わらせているのが
「クラッシュ」であります。

巧妙。脚本が。
感動。物語が。
けっこう登場人物が出ているのだが、
1エピソードごとをとても魅力的に語るから、
「うーむ」と腕組みながら魅入ってしまう。
そういえば人種問題がこの映画の中で重要な問題ではあるのだが、
卓にばーっと人間並べてみました、
とばかりにどの国出身であるが故にある国出身者より劣っている
(能力、環境どちらも)という方法論は使ってない。
もちろん差別がないわけではないだろう。
ただその差別は個人の偏見や思い込みのレベルを超えて、
アメリカのLAという街の中では誰でもありうる差別である。
と書いてみたものの私は外国で日本人である事による差別を
受けた経験があるわけではないし、
LAに住んだことがあるわけではない。
ただ想像はできる。
そう、天使の羽根のように。

だからこの映画は「現実を認識せよ!」と言うのではなく、
「想像力を行使せよ!」と言っているのではないか。
そう考えると、
この緻密な脚本も「目の前の他人も繋がりをもつ可能性をもつ人間」
であることの映画的証左と思えるのである。
ただ、わたしは中盤以降のエピソードの連続にやや疲れてしまった。
もう少し間を。
想像力を使う間を…。
というのは「動くためには休まねばならぬ」(かなり適当な記憶・・・)
と野口三千三が言っていた。面白いが詰め込みすぎ。
まあそういうことだね。
(文化遺産)

【関連する記事】
posted by つるっと温泉卵 at 21:09| Comment(0) | TrackBack(1) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック

劇場『クラッシュ』
Excerpt: 監督・原案・脚本・製作:ポール・ハギス 出演:サンドラ・ブロック、ドン・チードル、マット・ディロン、ジェニファー・エスポジト、ブレンダン・フレイザー、テレンス・ハワード他 ストーリー的なものはたぶんな..
Weblog: 映画ダイエット
Tracked: 2006-05-05 11:04
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。