2006年02月17日

ジャーヘッド

jarhead.jpg
タイトル:Jarhead
製作  :USA
監督  :Sam Mendes
出演  :Jake Gyllenhaal,Scott MacDonald,Lo Ming,
      Kevin Foster,Peter Sarsgaard,Jamie Foxx

この映画は海兵隊の若者を主人公に、
湾岸戦争の始まりから終わりまでを描いている。
結論から言おう、面白いと思った。
どこにでもいる青年が非日常な戦争の現場に行くと
精神的に参ってしまうというのは想像に難くないだろう。
この映画の主人公も例にもれない。
ありふれた設定であるのに面白みを感じるのは、
「日常=生活」と「非日常=戦争」という構図の底が抜けて、
戦争も日常であるというところが示されていることだ。
それは狙撃兵である主人公が戦争が終るまで一人も殺さずにいたということである。
何かが起きそうで起きない。何かしそうでしない。
ブレークスルーがありそうで結局ない。
現代の日常における象徴的な事態「寸止め状態」が
非日常であると思われた「戦争」状態にも侵食している。
これは日常の戦争化という事態にもなっているわけで、
現代の戦争におけるテロリズムの横行の初期的段階が湾岸戦争、
そしてこの映画で顔を現わしてきているではないかと私は夢想するのである。
でも、この映画にそこまで読み込むのは過剰な気もするし(それとも当り前すぎる?)、
劇場版機動警察パトレイバー2の方がより早く(1993年公開)、
明確にその状態を宣言しているように思えるのだが。
(文化遺産)
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posted by つるっと温泉卵 at 15:50| Comment(1) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ネットで大きい海兵隊などいうところが示されていることだ
つるっと温泉卵たちが、ネットで始まりと難くないだろう現場や、広い非日常をGyllenhaalしなかったよ。


Posted by BlogPetのリンリン at 2006年02月19日 10:00
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